明日という字は明るい日と書くんだよ〜当たり前の日常が奇跡の日々なんだ〜

45年間 好き放題生きてきた人間が長年の夢だった飲食店をオープンしたがわずか一年半で立ち退きにあったのをキッカケにいままでの人生を振り返ります

家出したおかんと久しぶりに会った時の話 新開地編

『おうちごはん&カフェ第一幕 エンドロールまであと70.日』

 


『金本肇の高校受験〜番外編〜』

 


見事志望校に合格。

ある時おかんから家に電話がありました。

クラスの同級生の親がおかんと仲が良かったのでその子を通して◯◯時2コール鳴らして切ってまたすぐかけるから出てみたいなやりとりがあったような記憶がある

 


久しぶりのおかんとの会話。

お祝いにご飯食べに行こうみたいな感じやった。

ただその会話を祖母に聞かれてたみたいでめっちゃ『行くな』って怒られた記憶がある

 


親戚や祖母からはおかんが家を出て行った理由は『他に好きな人ができたからや』って聞かされていた。

 


でも俺は会うことにした。

確か待ち合わせは『新開地駅』という実家の最寄り駅から10分もかからないところ

 


あーこんなに近いのに約束しないと何年も会わないんやなーって思った事を覚えてる

 


なんかおかんの行きつけの小料理屋みたいなとこ連れていかれて『息子』って紹介されたけどどんな顔していいのかわからんかった。

 


そしておかんが家を出て行った理由をストレートに聞いてみた。おかんはもちろん否定したけど。

帰りに確か靴を買ってもらって値切ってるおかんをみて『こんな時くらいカッコつけられへんのかなー』『結構ギリギリの生活でこの靴買ってくれたんかなー』って思ってみたり

 


でも、元気なおかんにあったのはこの日が最期やった