明日という字は明るい日と書くんだよ〜当たり前の日常が奇跡の日々なんだ〜

45年間 好き放題生きてきた人間が長年の夢だった飲食店をオープンしたがわずか一年半で立ち退きにあったのをキッカケにいままでの人生を振り返ります

演劇と恋愛と時々仕事 その10

別に保護者にバレたからとかではなく二人の関係はギクシャクしていく

そんな時、一本の電話がかかってきた
かけてきたのは高校時代のバイトの先輩。
劇団も一緒にやっていたけど先輩は劇団を
やめて上京していた


話の内容は『結婚する事になったから披露宴の司会をしてほしい』と


高校時代、散々お世話になっていたので僕は返事は0.2秒で二つ返事で快諾。


早速、打ち合わせの為東京に行く事に
まさか運命の出会いがあるとも知らずに…

演劇と恋愛と時々仕事 その9

それから二人は付き合う事に好きだったのかと言われたらそうじゃなかったのかもしれない。


でも断る理由がなかった。
園児の親にバレたら色々面倒くさいから内緒で付き合っていたけど子供に『なんで◯◯先生のお布団で寝てたの?』って言われた時は流石に超焦った。


ある時二人で歩いてるとき、保護者とばったり
二人の関係はしれる事になった

演劇と恋愛と時々仕事 その8

やっと一通り仕事も覚えてだいぶ慣れて来た。上司ともいろんな話をするようになった。


プライベートな事、なんで保育士になりたいかと思ったか


基本子供のお迎えは夜中の3時ぐらいから。
オートロックのマンションの一室。
こちらからロックを解除しないと誰もやってこない


どちらからともなく、二人は1つになった。

演劇と恋愛と時々仕事 その7

働き始めた認証保育室。大阪のミナミのど真ん中にあり24時間体制


場所柄、水商売関係の方が多かった。
僕は基本夜勤担当。


食事の準備をして、子供達にご飯を食べさせて片付けをして寝かしつけたら基本やることはない。


夜勤は二人体制


夜中は交代で仮眠をとるのだけどある時その先生は『すっぴん恥ずかしいから見ないでほしい…』って照れていて、普段は職場の上司としか思ってなかったけどその一言に可愛いなーって思い女性として意識するようになった

演劇と恋愛と時々仕事 その6

 


ある女性との出会い

 


ある年のクリスマス

 


劇団の稽古場として使っていた公民館のクリスマス企画でサンタクロースに扮装して各家庭にプレゼントを配りに行くというのがあった

 


うちの劇団にも依頼が来たが座長はそんなことはやらないタイプ。

 


僕が参加することに。

いくつかのグループにわかれて1グループ5軒くらいのお家を回った。

 


1軒目のおうち

アンケートには

『娘が心臓の病気で入退院を繰り返しいてあまり長居して欲しくない』

『治療頑張る事をサンタと約束してほしい』とあった

 


正直、ぼくは『なんか最初から気が重いなーはやくプレゼント渡して帰ろー』って思ってた

 


家に到着し、ピンポンを鳴らしてドアを開けた瞬間、『わーサンタさんだーー』って満面の笑みで駆け寄ってくる。

 


ちゃちいコスプレをした僕をかキラキラの瞳で見つめている。彼女の目には本物のサンタにうつっているんだろう

 


見た目はなんら他の女の子とかわらない3歳の女の子。

『サンタさんと治療頑張るってゆびきりしよーっか』ていうと

『うん!!』と満面の笑顔で僕から視線を外さず小さな指で僕の心臓を鷲掴みにした

 


こんなサンタでも子供達に希望を与えることができるんだ!

なんか心の底から湧き上がるものを感じた

 


貸金業界は規制も厳しくなり会社の将来性に不安を感じていたこともあり、勤めていた会社を退職し、認可保育園で助手として働く事にした

 


※昨日の書き方で女性との運命的な出会いを期待してた方、ごめんねー(笑)女性は女性でも子供の女の子でし

演劇と恋愛と時々仕事 その5

厳しくも楽しい劇団員生活。

座長をやってたバイトの先輩が結構器用な人で結構、客演や養成所の臨時講師とかもやってた。そこの養成所にはいまをときめく大女優が小学生の時に通っていて実際レッスンとかもしていたらしい。

 


ただ、先輩はあまり社交的な方ではなく他劇団との飲み会交流とかはしなかったし、結構思ったこともはっきり言う方だったので誤解されることも多かった。

 


そんな時、神戸アートビレッジセンターの共催公公演があり、うちの劇団も参加することに

 


全部で4劇団くらい出ていたと思う。

 


うちは生バンドも入れて結構セットも組んで予算もかけた。

 


僕は主役、セリフもめちゃくちゃある

一部の地元の友達にはいまだに『ヤン君』って呼ばれるんやけどその時の役めい『ヤン・グライオン』から、来てる。

 


ただこの舞台で僕は自分の才能の限界を知り裏方に回ることに。制作スタッフとして劇団を支えることに

 


確か、この頃に脚本を書いていたバイトの先輩が上京。座長の先輩にすごい負担がかかるように

 


この頃から少しずつ劇団が違う方に向かっていってたような気がする

演劇と恋愛と時々仕事 その4

 

 


劇団結成。たった3人の旗揚げ。

たいてい劇団って大学や高校の演劇部出身の人達が卒業して旗揚げするらしいんですが3人のうち演劇経験者は一人だけ

劇団の名前の由来は先輩の愛読書、週刊ヤングマガジンより

 


結成時、僕はメンバーではありませんでした

旗揚げ公演は第三舞台鴻上尚史さんのとこの劇団)の『トランス』という演目

(登場人物3人だし、脚本が超いいので)

 


僕は劇団員としてではなく音響スタッフとしてお手伝い。

 


色々お手伝いしていくうちに舞台の魅力にはまり、正式に劇団に入れてもらい活動することに。

 


お芝居って氷の彫刻の様

決して同じそのままの形で残ることはない。

ただその氷の彫刻の製作に携わった人達(お客様も含めて)の心にはずっと刻まれている