演劇と恋愛と時々仕事 その3
一回だけで終わるはずだった役者経験
1995年1月17日に起こった出来事が良くも悪くも僕の運命を変えます。
そう、阪神淡路大震災
5時47分 『ドーーーン』という激しい地響きと共に激しい揺れ
でも、僕はこの時、会社の昼休みの時に話すネタが出来たくらいにしか思ってなかった。
いっこうに収まらない揺れにさすがにやばいと感じ外に出たら瞬間、自分の目を疑った
まっぷたに折れた電柱
ちぎれた電線
あちこちであがってる黒煙
僕はチャリンコで近くの姉の家に向かう。
高速道路はへし曲がっていて、あちこちで家はぺしゃんこ
奇跡的に家族は無事やったけど早めに避難した方が良いという事で近くの学校に避難した
この時、姉は子供が生まれたばかりで生後三ヶ月。色々と周りの方の手助けもあり救援物資に困る事はなかった。
約二週間の避難生活で色々考えることがあった。
何千人という命が一瞬にして奪われ、家や仕事もなくなった人がたくさん
大変な暮らしやったけど人の優しさに気づけたのも事実。
そんななか、一度しかない人生、自分の命をどう輝かせるかについて初めて考えたのもこの時だったかも
続く
演劇と恋愛と時々仕事 その2
何がきっかけか忘れたけどせっかくだったら上映会を、やろうと言うことになり、
バンド、映画、芝居の三本立てで御影公会堂というところで公演することになった
芝居は先輩の脚本でオリジナル。
約数ヶ月、休みのたびに練習して
いざ本番。
みんなど素人の未経験者の割にはそれなりに評判も良く。
上半身裸にジャケットとか羽織って一世風靡セピア踊ったり。
めちゃくちゃ楽しかったけどね一回きりで終わるはずだった… 続く
僕の高校生活 〜卒業編〜
卒業式、当日。
もちろん、親は来ません。
でも、バイトの先輩が来てくれた。
式が終わって、学校を出たら先輩がバイクで待ってくれていて、僕のバイクと二台で校庭を一周するという謎の儀式に(笑)
でもめっちゃいい思い出。
学校近くのファミレス『さと』で昼飯奢ってもらった。
バイトの送別会はあまり詳しいことは覚えてないけどクリーンキャップに寄せ書きをもらった。
そこに店長(えこひいきするからあまり好きじゃなかった人)が書いた『人をたてることを覚えよう。人生死ぬまで勉強です』言葉。
当時は最後になんでこんな事を書くんやろってムカついたけどしばらく歳を重ねて言葉の深みがわかりました!
僕の高校生活〜バイトと恋愛と時々学校 その7〜
さすがに青切符切られたらテンションだださが
り
Yきちゃんには『そのまま行っちゃえばよかったのに」って
Yきちゃんはその数日後には家族旅行に行くことになっていたから『旅行帰ってきたらね』って俺の股間ばりに固い約束を交わしてその日はバイバイ。
後日、旅行から帰ってきたYきちゃんと待ち合わせ。もう二度と青切符はごめんだと電車で待ち合わせ徒歩で向かう二人。
2つの影が重なった時、二人も無事一つになりましたとさ。
ただ夏休みの終わりと共に二人の恋は終わりを迎えました。
数年後、二人は地元の繁華街でばったり再会。その日か後日かは忘れたけど
なぜかYきちゃんの家に風呂に入りに行く(当時は阪神大震災直後で水道もガスも止まっていたため)という事がありました。さすがに実家では何もすることは出来ずその後二人はもう会うことはなかった
僕の高校生活 〜バイトと恋愛と時々学校 その6〜
最初に
下ネタ苦手な人は読まずにスルーしてね
結構どぎついよ
次の約束の日。
なんでか忘れたけど家に来る事になった。
夏休み中で家族はだれもいない。
なにげない会話で『そーいえばよくあいつ
キスマークつけてきてたよなー』みたいな会話になったときYきちゃんは『かねき(←当時のぼくのあだ名)にもつけたろか?』と
もちろん、断る理由もなく、最初は腕とかにつけてたんやけど、もうT-BOLANの『抑えきれないこの気持ち』ばりに高ぶるぼくはとうとうYきちゃんのくちびるに。
もうそこは若い男女、それだけで収まるはずもなく、次の行動に移そうとした瞬間、ガチャガチャと勝手口が開く音。
ばーちゃん帰宅。
まさにユニコーンの『大迷惑』
ただユニコーンばりにとんがった僕の相棒は抑えれるはずもなくなんとか雰囲気を持ち直して
Yきちゃんをバイクに乗せラ◯ホテルへ向かう事に
もう、だれも俺たちをとめられないぜとCOMPLEXの『恋をとめないで』ばりにバイクを直進させていたら『ピピッー』と笛の音とお巡りさんの姿が…
どうやら左折レーンだったらしく違反キップを切られてしまいました…
僕の学生生活〜バイトと恋愛と時々学校 その5〜
最初に
下ネタ苦手な人は読まずにスルーしてください。
高3の夏。
クラスは受験モード。休み時間にはみんな赤本だして勉強してるし、英語コースだったのでみんな自分に関係ない授業の時は堂々と英単語とかリスニングとかやってた。
自分といえば、就職することが決まっていたので最後の夏休みは遊び倒すぞと決めてウキウキして迎えた。
そんなある時、自宅の電話がかかってきた。相手はYきちゃん
ぼくの友人の彼女。
バイト先に何回か来たことあったので喋ったこともあるし3人で遊んだこともあったけど所詮、そんな関係。もちろん家の電話番号なんて教えていない、
話を聞くと『友人に振られた』って
実はぼくは友人からほかに好きな人がいるっ聞いていたからそんなに驚かなかった。
『気晴らしにバイクでどっか行こうよ』って誘ったらすんなりオッケー
ここでバイトの先輩に教えてもらったテクニックが活きてくる。
1回目のデートはひたすら話を聞く事に専念する。普段持ち歩かないポケットティッシュをカバンに忍ばせ神戸の夜景が一望できるスポットへ(地元でもあまり知られていない知る人ぞ知るスポット)
Yき、ちゃんの目から涙がこぼれるとそっとティッシュを差し出し『気がすむまで泣いたらええねん。それだけ好きやったって事やから。Yきちゃんが結婚する相手に出会うまでこうやって悲しい別れを繰り返すんやろな。その人とめっちゃいい女になって出会うために』(←はい、先輩の受け売り。まるパクリ(笑)』
き、決まったー
その日はなんもせずに(ここも先輩の教え(笑))家まで送ってバイバイ。
その日の夜にお礼の電話がかかってきて『俺でよかったらいつでも付き合うからー』って言ってまた会う事に
次の時に決めてやるぜって心の中でガッツポーズした(笑)